共働き世帯が中学受験するかしないか。いつ、どうやって決める?

小学校3年生ぐらいになると、中学受験をするのか、しないのか、本格的に検討する時期になります。

と、いうのも、都内など子どもが多いエリアだと、学童保育があるのが小3まで。共働き世帯にとって、子どもの放課後の居場所を確保するというのは喫緊の課題となります。

例えば週5習い事を入れるとか、一人で留守番させるとか、はたまた仕事を辞めるとか…、選択肢は色々ありますが、その中で急浮上してくるのが塾通いです。

中学受験塾って、放課後の居場所としてコスパがいいんですよね。

こう言ったら身も蓋もないけれど、実際問題、学童代わりに中学受験塾に入れる人ってまあまあな割合でいると思う。

(学年が上がるにつれて、親がやることも増えていくので、生半可な気持では勧められないけれども。)

タイミング良く、入塾テストが色々な塾で開催されており、試しに受けてみたテストで悪くない成績だったり、仲のいい友達が塾に通い始めたりすると、軽い気持ちで中学受験するかしないかは置いておいて、とりあえず塾に通ってみるのはありかも、と思うのはあるあるです。

それはいいんです。

中学受験するにしろ、中学受験はするけど、実際には公立に進学するにしろ、公立中高一貫一本に絞るにしろ。

問題なのは、それ、きちんと家族で話し合って決めた? ってことです。

結構びっくりするのが、塾に通ってはいるけれど、夫または妻のどちらかが受験には反対しているケース。

え? そこ、夫婦で意見が割れてるの? 志望校選びとかの段階でなく、そこ?? じゃあ、なんで塾通ってるの…? ってなるけど、よくよく聞いてみると、放課後の居場所を確保するのが第一で、受験するかどうかはまだ決めてないケースって意外とあるみたいです。

夫婦のどちらかor両方が公立高校出身の場合、受験はすれど結局公立中に進学する割合が高くなるように思います。

夫婦の意見が割れていると、ゴールが共有できず、子どもも受験に対して本気になりづらいのでは、と思います。途中で中学受験自体を辞めてしまうケースもいくつか見聞きしました。(もちろん、中学受験がすべてではないし、高校受験が向いているタイプの子も多いです)

我が家の場合は、夫婦共に中学受験を経験しており、環境のよさは身をもって知っており、志望校に受かろうが受かるまいが私立に進学するだろうな、と思っていました。あと、自分の子ども時代のことを顧みて、遺伝的にあいあ子どももきっと高校受験向きでもないなーという予感があり。

中学生時代の一番多感な時期(所謂中二病のタイミング)で、教師に従順でいるわけがないんだよ〜。

でも、最終的に志望校に受かろうが落ちようが私立に行きたい、と言い出したのは6年の後半でした。

5年ぐらいのタイミングでは、第一志望、第二志望じゃなかったら公立に行く、と本人は言っていました。

「へー、そうなんだー。それもいいかもね」

(心の声:いやいや、ここまで頑張ってるんだから、志望校じゃなくても私立行けばいいのでは??)

それが、最終的には、公立中には行かない、と変わっていました。なぜだろう。あんまり詳しく聞いていませんが、なんか色々聞いたのかもしれない。内申とか。中学校まで遠いとか。

結局何が言いたいかというと、夫婦のすり合わせ、大事!ということです。

家庭によっては、ここに更に祖父母の意見も入ってきたりしてややこしくなるんですが(もし、教育資金の贈与なんかが絡んでいたら特に!)、それはまた別の話。

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