2月1日からの1週間は、本当に怒涛のように過ぎ去っていった。
まだ1月経っていないのに、はるか昔のことのように感じる。
今までの子育て期間を振り返ってみても、これだけ濃密なスケジュールで親子で取り組んだことってないのではないか。
2022年入試も、コロナ下での実施だったので、例年通りとはいかず、後年の参考になるかどうかは不明である。
でもまぁ、おおまかな流れは変わらないと思うので、参考になればこれ幸い。
スケジュール
2/1 AM PM
初っ端から本命校。面接が中止になったおかげで、午後受験までの猶予があった。
午後校近くのアパホテルのテレワークプランを予約し、そこで昼食を食べたりのんびりして過ごす。
しかしながら、1日2校の受験は肉体的にも精神的にもかなりタフ。親も、コロナを気にしつつ気を張って一日過ごしていたので帰宅後は使い物にならない感じに。最低限のことだけして寝る。
日特で日曜終日塾で過ごしていたのは学力向上よりも体力づくりやメンタルトレーニングになっていたのではないかと思う。
2/2 第二志望校。
第二志望校とはいえ、もともとは長く第一志望と据えていた学校。教育方針などかなり気に入っていたし、子どもを伸ばしてくれそうだなと感じていた学校だった。
2/2の受験している間に、1日の合格発表があり、有難いことに合格をいただいていたため、心理的にはかなりホッとした。
その後、2/1PMの結果も判明。こちらも合格しており安堵する。
そのため、2/2の午後は申し込みはしていたものの受験せず。
2/3 附属校
だいぶ試験の雰囲気にも慣れたようで、普段通りに取り組んでいた模様。
しかしながら、1次2次ある学校を3日目に据えたのが正しかったかどうかは悩ましいところ。
どうせなら受けて見るか〜ぐらいの志望度で挑むと、事前の準備も含めて工数的にも周りとの温度差にも居た堪れない気持ちになる可能性は否めない。
ただ、どうせなら受けてみるかーって思っていたのも事実なので仕方ない。
2/5は受かっていれば2次、不合格だったら渋渋、それまでの結果次第では別の学校を出願する心づもりでいた。
2/4 第三志望校
比較的気楽に取り組んでいた模様。むしろ試験後に周辺のお店に寄り道するのを楽しみにしていたフシすらあった。親の方は倍率の高さに驚く。
2/3 1時試験の結果がでる。親の方が慌てて面接準備やら何やら。よく出そうな質問の回答練習したりなどする。
2/5 面接
事前に認識していたはずだが、親の方があまり自分ごとになっていなかった面接…。ちゃんとした保護者のコスプレをしている気分。とにかく疲れた…。
会場に入ると、他の父兄がやたらちゃんとした人たちに見える。
待ち時間がとにかく長い。あと、校歌を大音量でループ再生するのはやめた方がいいと思う。
スマホはご遠慮くださいと書かれているので、本など持参するのが良いと思う(が、周りの人も特に何かするわけでもなくじっと座っている人が多かった) 保護者の平均年齢は40代〜50代がボリュームゾーンか。※単に他の学校で保護者揃って見かけることがなかったので、ついついじっくり観察してしまっただけで、おそらく他の学校も同じような感じだと思われる。
体育実技+面接。
面接は、(可能なら)両親+子ども。
聞かれた質問は定番の志望理由や教育方針、親から見た子どもの性格など。
my nichinokenが非常に役立った。
本人はめちゃくちゃ緊張していて、蚊の鳴くような声で回答していた。
ただ、自分で考えて答えている感じだったところはよかったと思う。
結果
受験した学校はすべて合格をいただいた。
まさかそんな結果がでると思っていなかったので、驚きというよりそんなこともあるんだなぁと言う感じ。
お世話になった校舎の合格実績に貢献できたなら何よりである。
受けた学校近それぞれご縁があれば通いたいと思って受けていた学校なので、実際に行ける学校は一校しかなく、選ぶのは自分の責任…ということで、かなり悩んだ。
具体的には2/1の第一志望校と、2/3の附属校、どっちにするかは親としては悩ましかった。
が、最終的には本人の意思や性格を尊重し、第一志望の学校に決めた。
やってよかったこと
- 2/1〜2/5までの合否によるシミュレーション
- 試験期間中の家事は極限まで手抜き
- 遠方の受験は前泊
- 2月1週目は有給取得
- 夕食の仕込みとか献立事前に決めとくとか
- 徹底的なコロナ対策
やればよかったこと
- 銀行の残高確認・入金
入学金を振り込むにあたり、振り込みに使える銀行口座に制限があったため、(メインどころは網羅しているんですが…)普段使っている口座では振り込みができず、入金したりする必要があった。
余計な手間をこの期間増やさない方がラクなので、あらかじめ準備しておけばよかった。
- 記録や日記をとっておく
あまりに怒涛の日々を過ごしたため、細かい手続きなどすでに忘却の彼方なので、もう少し記録に残しておけばよかった。あの時どんな気持ちだったかとか。
あー、でも、Twitterめっちゃ見てました。
他の人の合格ツイートにいいねしてあやかりたい気持ちになってました。
入学辞退連絡など
入学辞退の連絡、したほうがいいのか、不要なのか? 悩むところ。○月○日までに振り込みがなければ辞退と見なします、と書かれているところ以外は辞退連絡をした。数分で終わることだし、先方も事務的に対応くださるので最後の礼儀として辞退連絡した方がいいと思う。繰り上げ連絡も早くなるかもしれないし。
今年は、(Twitterを見てる限りでは)繰り上げ合格が多かったのではないだろうか。といっても、他の年度と比較しているわけではないのだけれども。
まとめと感想
…と、ここまでで2月の第1週。長くなったのでひとまず一区切り。
その間に入学金を振り込んだり、仕事したり、制服の採寸やら何やら。
とにかく慌しいので、その時考えなくていいことは全部先に考えておくか、先送りにするかで乗り切れた(多分)
職場の人の理解があったのも助かったポイントだった。前々から中学受験するんで!その期間休むんで!!って言いまくっていたのは地味に効果があった。(ただし、諸刃の刃で後で根掘り葉掘り聞かれる危険性もある…今のところ自分から言う以外は聞かれていないが)
塾の壮行会で、先生が「受かるという思い込みが大事!」と言っていて、最終的には精神論なのかよと思ったのだが、わざわざその声がけをするってことは、今までの沢山の生徒を見てきた感覚から発言していたんだなぁと終わってみてじわじわ実感した。
思い込めるっていうのは自分を信じれてないと出来ないことだし、塾の先生からもそうだし、親からの声がけの力もまだ小学生の子どもたちにとってはデカいんだなぁと。
別に言葉である必要もなくて、態度で示せてればいいのかと思うけど、親のスタンスはめちゃくちゃ試されてるなと思う3年間だった。
単純に子どもが中学受験にもともと適性があるタイプだったのか、周りと比べると全く手のかからない受験生だったので、偉そうなことは何も言えないけど、終わってみると開放感と喪失感、有り余る時間に途方に暮れている。
これからは更に手が離れていき、何考えてんだか分からない時期に突入するだろうけど、私も没頭できる何かを見つけたりキャリアを模索したりしたいなと思っているところ。
おわり。
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